インド人にとってのカレー

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インド人は、一年中3食カレーを食べています。
「毎食カレー」と言っても、
インドのカレーは日本のカレーとはちょっと違いますので
毎日3食カレーライスという感じではありません。
日本の家庭で普通に食べられているカレーは、
肉、じゃがいも、にんじん、たまねぎが具で、
市販のカレールーで作ることが多く、
家庭によっては、チーズを入れたり、ソースを入れたり
コーヒー、醤油、チョコレート、はちみつ、りんご、
いろいろな隠し味や お好みの具を加えたりすることもあります。
それでも、どんなにバリエーションを工夫しても限度があります。
味の決め手は「ルー」ですから仕方のないことですが。

野菜炒めのような料理や、いり玉子のような料理も、
インドではおかずの1種に間違いありません。
インドではそれをカレーとはいいませんが、
日本ではそれもcurryの1種と、とらえられているようで、
そのあたりがかなり微妙です。
もともと「カレー」という言葉から想像する料理のバリエーション、
つまりは「カレーの定義」がちょっと違うのかもしれません。
日本のインド料理店で、
「カレー」として提供されている料理の中にも、
インド人的に言ったら、
「これはカレーとは呼ばない。」というものもあります。

インドでは料理(カレー)に使う食材も様々です。
日本と比べて、特に多いのが豆の種類です。
インドの家庭で豆カレーは、人気のメニューです。
食材はもちろんのこと、
インドには数多くのスパイスがありますので、
同じ食材を使った料理でも、
様々なスパイスの組み合わせで、
たくさんの種類の味を作ることができます。
だから毎食カレーでも、飽きることがないのです。
そういう意味ではカレーという言葉を使わず、
インド人は毎食「スパイス料理」を食べていると
考えたほうがいいかもしれません。

インドの子供達はだいたい6歳から7歳ぐらい、
小学生になるくらいからカレーを食べ始めます。
でも最初は辛くて食べられないので、
チャパティ(小麦を皮ごと粉にした全粒粉「アタ」に、
水と塩を加えて生地を作り、丸く薄くのばして焼いたパン)か、
ゴハンにほんの少しだけカレーをつけて食べます。
そのうちに辛いものに慣れてくるので、
だいたい8歳~10歳ぐらいの子どもは
大人と同じカレーを普通に食べています。

食べ方ですが、北インドでは、
ゴハンもカレーも手で食べません。
フォークとスプーンで食べています。
よく日本のTVで見る、
バナナの葉の上でカレーとゴバンをまぜ、
手で器用に食べるというのは南インドの流儀です。
北インドでも、ナンやチャパティは
フォークやスプーンを使わず手でちぎってカレーをつけて食べます。
でもゴハンとカレーを素手でまぜあわせながら、
そのまま素手で食べるというのは北インドではしないです。

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    インドとカレー

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