インド料理の歴史

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スパイスを使用する現在のインド料理の起源は、
5000年前のインダス文明時代にあるようです。
インダス文明はアフリカ東岸から
インド南西部に移住してきた
ドラヴィダ民族が築いたとされていて、
インダス川の水運による
交易が盛んであったことを特徴としています。

トラヴィダ人の交易範囲はとても広く、
メソポタミア地方や
エジプトなどと交易を行っていたとあり、
様々な品々と共に中東諸国で
栽培されていたスパイスも
インドに持ち込まれていたようです。
このころインド料理の原型が作られたとされていて、
スパイスはターメリックとブラックペーパーのみを使用し、
簡単な調理で素朴な食べ物だったようです。

その後、中央アジアからインド北西部に移住してきた
アーリア人という民族がインドを支配し始め、
トラヴィダ人はインド南部へ移住しました。
インド北部を支配したアーリア人は
トラヴィダ人の食文化を取り入れ、
独自の料理を発展させたようです。
その後、東南アジアとの交易が盛んになり、
東南アジアのスパイスや食文化も取り入れられ、
インド料理は様々なスパイスを使用する料理となり
発展してきたようです。

こうした歴史の流れから、
インド北部と南部とそれぞれに
料理が発展してきたことがわかります。
また、唐辛子は中南米が起源地・原産地です。
現在のインド料理で重要な位置づけにある唐辛子は、
中南米や東南アジアとの交易によりもたらされたようです。

菜食主義者ベジタリアン

英語で言うベジタリアンとは、
1847年9月30日、
英国ベジタリアン協会の設立の際に作られた言葉で、
健康のため、動物愛護のため、
また宗教上の理由などから
菜食を中心とした食事を実践している人を指します。
インドの菜食主義者(ベジタリアン)は
宗教上の理由のベジタリアンが多く、
インドの野菜を中心とする料理の殆どは、
宗教上の理由(戒律)から発達した料理のようです。

イギリスからベジタリアンという言葉が生まれ、
菜食主義者を英訳すると
ベジタリアンとなることから外来語としての役割を持ち、
菜食を中心とした食事を実践する人々の総称として
世界中に広まることになります。
現在では世界中で「菜食主義者・非菜食主義者」また、
「菜食料理・非菜食料理」や「野菜料理・非野菜料理」など、
個々の発想力に基づいて、
また、様々な状況下で
「ベジ」「ノンベジ」という外来語が使われているようです。

また、インドでも外来語である「ベジ」「ノンベジ」という言葉は、
宗教信徒の食品食材選び、レストランのメニューや食事の席など、
様々な場面で頻繁に使われ役立っているようです。
マークとして多くの食品のパッケージにも記されています。

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