アーユルヴェーダの食事法

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いまから5000年以上前に
ヒマラヤ山脈でのリシ(賢人)の集まり(最初の医学会)から
生まれたのがアーユルヴェーダです。
リシたちは、当時の人々の劣悪な健康状態と
短い寿命を改善しようと各地から集まり、
瞑想をしながら得た知識を記録したと言われています。
アーユルヴェーダは、インド・スリランカで発祥し、
伝承された総合的な医学体系で、
5000年以上の歴史をもつ世界最古伝統医学なのです。

また、世界保健機構 WHOが認めた予防健康医学であり(1977年)、
発展途上国での推進を決定されたのがアーユルヴェーダです。
生命をホリスティック(全体)にとらえ、
自分を取り巻くあらゆるものをの調和がとれた生活をすることで、
人が本来持つ「自然治癒力」を最大限に高めて、
病気を治療し、健康を維持してく考え方です。
つまり、人間の体・心・魂のバランスをととのえ、
健康や長寿を手に入れる方法を教えくれるのがアーユルヴェーダなのです。
アーユルヴェーダとは、
伝承医学であり、薬草療法であり、自然療法でありまた、
生活のすべてについて教えるホリスティック医学であり、
肉体的、精神的、スピリチュアル的医学なのです。

アーユルヴェーダの概念は、
インドの六派哲学から生命や医学に関する知識を抽出し、
体系化したものですが、この「サーンキャ哲学」理論は、
アーユルヴェーダの最も重要な理論の一つで、
5つの要素の組み合わせからできる「ドーシャ」と呼ばれる生体エネルギー
全ての物質の中に存在していると考えます。
5つの要素の組み合わせでできるドーシャ(生体エネルギー)は、
体質を形成し、一番多くもっているエネルギーがその人の体質となります。
アーユルヴェーダでは、
健康状態にあるときの身体は、
このドーシャ(生体エネルギー)のバランスが取れていると考えます。

食事法

ドーシャ(体質)のバランスがくずれると病気になりやすいのですが
アーユルヴェーダの治療法は、体の中の消化力(アグニ)を治療し、
消化力を増進させることをします。
アーユルヴェーダの食事法では、
消化力(アグニ)を促進しドーシャ(体質)のバランスを保つために
素材の本来の性質である、
「6つの味(ラサ)」と、「6つの性質(グナ)」を選択し、
バランスよく食物をとることをすすめています。
愛情、真心のこもった調理方法や調理する人の気持ち、
食べ合わせ、食べる量、食物の産地、
素材の取れる季節と食べる時間が、心身に作用してきます。

また、食事をする環境も、摂る人の体と心の状態も、
作用するという教えがアーユルヴェーダの食事法です(「サットヴァ食事」)。
アーユルヴェーダでは「肉」を否定していません。
弱っている体にはいけませんが、
体をつくるためには良いとしています。
アーユルヴェーダでは、
病理的にも理論的にも使われる、「サーマーニャの理論」、「
ヴィセーシャの理論」という2つがあり、
「同じ性質のものが、同じ性質のものを増やし、
反対の性質のものが、反対の性質のものを減らす」
という、アーユルヴェーダ法則にしたがって、
食物が心身に作用してきます。
この理論に基づき、食事の内容に気を配り、
自分の体質にあわせて、
摂るべき食物の味や性質を意識していきましょう。

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